教員のTです。
今日は作業療法士の資格を取得してからどのような勉強をしているのか紹介したいと思います。
先日、千葉県作業療法士協会の
【聴こう、話そう、「他職種連携」~他職種連携それぞれの領域から~】に参加してきました。
作業療法士・理学療法士・精神保健福祉士の方々が参加され、各職場でどのように他の職種と連携をとっているか講義を聞いたり、意見交換をしたりしてきました。
利用者・患者さんの日々の変化を確認し、それを職場内で共有することで、事故を防ぎ安心して利用してもらえる環境を作ることができますが、情報の伝達漏れを起こさないように、各職種がうまく連携して行動することはとても大切です。
また、利用者・患者さんだけに視線を向けるのではなく、サービスを提供するスタッフ側にも目を向けて、安全に介助する方法を教えたり、身体を壊してしまわないように腰痛予防体操を行ったり、様々な形で連携をとっている意見を聞くことができました。
ひとつの職種だけでは、患者さんの生活全体を支えることは難しいです。様々な職種と家族も含め協力することで、関わっている利用者・患者さんが安心して生活できる場を提供できているのだと思います。
今回は託児サービスを用意していただき、1歳になる息子も一緒に会場に行きました。
共働きをしている家庭であったり、育休中だったりすると研修会に参加したくても難しいこともあります。
そのような人も参加したいときに参加できるような環境に社会全体が変化していってくれると良いなと思いました。
息子は休憩時間に皆に可愛がってもらい、“手引き歩き”(手を引いてもらって歩く)をほめてもらいとても楽しんでいました。
翌日からもたくさん歩くようになり“一人歩き”に向けてのいいきっかけになりました。