授業中にぞろぞろと学生が学校の中を歩いていました。

作業療法学科の１年生です。

目隠しをされた状態で敷地内、校舎内を手を引かれて歩く「障がい者体験」の授業中でした。

初めて介助する学生、初めて介助される学生も多く、ほとんどの学生がおそるおそる歩いている感じです。

目隠しされた人は手引きする人を信用するしかないのですけど、最初は慣れなくて怖い思いをしたかも知れません。私達は若くて健康な人が当たり前にできていることが、障がいを持ったり年をとると思うように出来なくなることをなかなか理解できません。そこで体験的に行い、介助の仕方を学ぶのはもちろん、介助される人の気持ちを理解するためにも、大切な授業の一つです。

目隠ししている人も手引きする人も両者ともそれぞれに意味のあることを勉強しております。